エグゼクティブ クロッシング in 小豆島 開催報告

エグゼクティブ クロッシング in 小豆島 開催報告

四国支部&エグゼクティブクロッシング 宮本享宙

 2019年1月26日、東京を出て、地方で初めてのエグゼクティブ クロッシングを香川県、小豆島にて開催しました。

この日は寒波がやってきて小豆島では年に1回あるかどうかの雪が舞う中、全国から23名の経営士が集いました。

今回のエグゼクティブクロッシングは、地方の稼ぐ力を引き出す手法として、観光昨今通目を浴びている日本版DMO(ディスティネーション マネジメント オーガニゼーション)を研究し、経営士がどのように関わり、貢献することができるのかを考えることがテーマです。

日本版DMOとは、地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに地域への誇りと愛着を醸成する「観光地経営」の視点に立った観光地域づくりの舵取り役として、多様な関係者と協同しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するための戦略を策定するとともに、戦略を着実に実施するための調整機能を備えた法人。

小豆島で日本版DMOの取り組みをしている「小豆島ヘルシーランド株式会社」の全面的な協力により、リアルな事例をもって視察、研究、討議することが出来ました。

小豆島ヘルシーランド株式会社は、オリーブ化粧品の通販事業が主軸の企業。業績は好調でそれを基盤に、小豆島全体の活性が自社の成長に欠かせないという想いから、文化芸術支援事業×飲食、」物販などの店舗事業×出版事業を総合的に展開する事業部、MeiPAM(メイパム)を立ち上げ運営しています。

結果、小豆島への交流人口は増加に貢献していますが、経営は厳しい状態。今回はMeiPAM案件をどうすればよいのか討議をして、提案をすることを着地点にしました。

スケジュールは、①MeiPAM事業の各施設(妖怪博物館、飲食店、カフェ、駄菓子屋、本屋、土産物屋)+樹齢1000年のオリーブ大樹を視察。②オリーブ牛の各部位食べ比べランチ ➂小豆島ヘルシーランド株式会社柳生社長(41歳)による解説 ④小豆島ヘルシーランド社員を交えてグループ討議(4班・各班6-7名)⑤討議内容発表

リアルな事例で、実際に視察したこともあり、たいへん白熱した討議になりました。最後は、大判の紙にまとめ、今回の提案内容を小豆島ヘルシーランドに寄贈。

観光地経営という馴染みの薄いテーマにもかかわらず、鋭い切り口、斬新な視点、アイディアなどにちりばめられた提案に、企業側も大いに喜び感謝され、経営士の面目躍如でした。

エグゼクティブ クロッシングは、本来は若手経営士の会ですが、四国支部、四国女性経営士の会の皆さんと一体になって開催した本会。皆さんのお力添えに感謝です。また、小豆島ヘルシーランド株式会社の皆様どうもありがとうございました。そして、遠方からお越しいただいた経営士の皆さんありがとうございました。お疲れ様でした。

 

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