女性経営士の会四国支部活動報告

6月24日女性経営士の会四国支部では、香川銀行において山本かおる会員による「企業経営セミナー」~採用・定着・育成のためのコーチング~と題してセミナーを行ないました。

現在の日本企業が抱えるもっとも大きな問題のひとつとして、採用・定着・育成が挙げられます。いわゆる人手不足といわれている現在、採用においてはいかに自社の特色を生かし、必要な年齢層に向けてアピールできる点を上手く求人で表現できるかということになろうかと思います。

次に挙がる定着に関しては、現代社会の抱える若年者の定着率の悪さ、特に地方の中小企業は深刻な問題になっています。これはマクロ的な視点に立つと戦後教育の悪弊、いわゆる占領軍による日本の弱体化政策(ウォーギルトインフォメーションプログラム)が如実に出てきた点にあるといえます。戦前教育を受けた世代に育てられた層は権利に対する義務のバランスが保たれていましたが、現在では権利が先行をして義務が後回しになっているため、異常なまでに定着率が悪くなっているのが現状です。

定着率の悪さは採用した社員の所為ばかりではありません。企業としても企業人としての育成が大切になってきます。

そのあたりの問題を山本会員のコーチングの技法を取り入れて、わかりやすく解説していただき、受講側も差し迫って身近な問題なので真剣に聞き入っていました。

四国支部としては、香川銀行ビジネスセミナー講師派遣を外部連携事業の一環として行なう予定で、今回の山本会員のセミナーに関しては香川銀行ビジネスセミナーにおいて受講者数も近年稀に見る盛況さで、次回の講師依頼も来た次第です。今後はこのビジネスセミナーを通して、広くクライアント企業にも日本経営士会を広め、様々な分野で活動の枠を広げていこうと考えております。

Follow me!

次の記事

台湾支部訪問記