四国支部主催経営支援団体交流会

四国支部では4月14日(土)午後1時よりサンポートホール高松において経営支援団体交流会を開催しました。今回で2回目となるこの企画は、経営支援団体として中小企業診断士協会とITC(ITコーディネーター)と日本経営士会、その他金融関係者、税理士等各種士業の方々を一同に集めて年1回各団体持ち回りで勉強会を行おうと始めたものです。昨年は中小企業診断士協会主催でワールドカフェ方式にて行ないましたが、今年は経営士会主催ということで、昨年末あたりから何をやろうかと例会のときに持ちかけたところMPPがいいのではないかという意見が出て、メニューは決まりました。しかしリーダーが不足しており、まずはMPPリーダー養成研修から始めることとなり、その研修の模様は以前マネジメント誌にも掲載されました。それによって一定のリーダーはそろいましたが、リーダー経験が不足しているので例会などでMPPを行うと共に経験を積んでいく方向で取り組みました。

同時に、昨年の同会の参加人数が約40名で今回もそれに見合った参加人数にしなければならないというプレッシャーがありました。各方面の行事に参加をして呼びかけを行なったり、経営士会内でも近畿支部合同MPPに参加して、近畿、中国支部など近隣支部の皆様にも呼びかけをしたりしました。あれこれ試行錯誤しながら準備した結果、当日には北は山形県から西は山口県までの46名参加ということでミニ全国研のような規模となりました。また、この規模の行事を四国支部としてはあまり経験が無いので本部役員の皆様に相談を持ちかけてアドバイスを頂きました。しかし焦っていたのは事務局だけで、我が四国支部の精鋭の会員はこの規模の会の場数を相当踏んでおり、杞憂であったことがわかった次第です。

交流会当日は天気が心配されましたが、開会までは雨も降らず、遠方より沢山の参加者を迎えることが出来ました。塚本四国支部長の挨拶に始まり、各団体の活動紹介や金融機関の講演と進み、休憩を挟んでいよいよMPPとなり近藤副会長の挨拶の後、6チームにてテーマは「中小パンメーカーの組織・人事の課題と業績拡大策の助言指導」で開始しました。チーム編成は6~7名と理想の人数より若干多めではありましたが、今回初めてという方が半数ほどいましたので結果的には丁度良かったように思います。リーダーとライターは経営士会より選出し、経験の浅いチームのリーダーにはベテランを配し、リーダー自体経験が浅いチームにはベテランのライターを配置するなどバランスを考えた編成にしました。主催者側の心配をよそに、実に活発な討議が繰り広げられ、時間の経過はあっという間のような気がしました。続いて各チームの発表ですが、中小企業診断士やITコーディネーター、また経験の浅い経営士からのユニークな意見が飛び交い、普段とは切り口の違う意見も出て大変有意義な会となりました。

 

午後5時より各団体を交えた懇親会を開催しました。経営士以外の団体との意見交換も活発に行なわれ、多団体より経営士に参加したいという方も出てきたり、金融関係でMPPを取り入れてみたいという意見も出て、本会とはまた違った意義のある懇親会となりました。

最後に今回の会を開催するに当たり、中小企業診断士協会、ITCかがわ、各種士業、金融機関から19名、本部役員の近藤副会長や佐藤理事、北関東からは塚元会員、中国支部からは金廣支部長以下6名、近畿支部からは2名、四国支部からは16名の皆様には各方面で協力いただきありがとうございました。今後も年1回のペースで継続していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

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